腰痛にふくらはぎのツボが効果的なの?
腰痛に効果的なふくらはぎのツボがあることをご存知でしょうか?
腰痛に効果的な「足つぼ」に関しては、別ページでもご説明しましたね。
今度は、同じ足でももっと腰に近い場所「ふくらはぎ」にある腰痛のツボです。
腰痛になった時には、足つぼよりもふくらはぎのツボの方が、押しやすいと
いうケースも多いかも知れません。
ここでは、腰痛に効果的と言われる「ふくらはぎのツボ」についてご説明します。
腰痛に効果的なふくらはぎのツボとは?
腰痛に効果的な「ふくはぎのツボ」をご紹介しましょう。
腰痛に効果的なふくらはぎのツボ 合陽(ごうよう)
まず、一つ目が合陽(ごうよう)というツボです。
合陽は、膝裏のちょうど真ん中に点を置いて、そこから指3本分くらい真下の場所にある「ふくらはぎのツボ」です。
合陽は腰痛に効果的なふくらはぎのツボですが、特に「坐骨神経痛」に良いとされています。
坐骨神経痛による足のしびれや痺れ、痛みの症状緩和にとても効果的です。
また、合陽は、腰背部痛やこむら返りなどにも効果があると言われています。
腰痛に効果的なふくらはぎのツボ 承筋(しょうきん)
腰痛に効果的なふくらはぎのツボの2つ目が承筋(しょうきん)です。
承筋は、腓腹筋が最も太くなった部位の真ん中に位置しています。
もっと分かりやすく言えば、ふくらはぎの一番太い場所のちょうど真ん中にある腰痛のツボです。
同じふくらはぎのツボである合陽より、少し真下に下がった場所にあります。
承筋は、腰痛や膝裏にかけての重だるさやむくみ等を緩和するのにも効果的なツボです。
腰痛に効果的なふくらはぎのツボ 承山(しょうざん)
承山(しょうざん)は、ふくらはぎの一番太い部分から下へ下がった場所にある腰痛のツボです。
ちょうどアキレス腱とふくらはぎの筋肉の変わり目に「盛り上がった部分」があるのですが、その手前くらいにあります。
承山は、腰回りから膝にかけての流れをスムーズにし、筋肉を柔らかくしてくれますので、ぎっくり腰などの腰痛には、特に効果的と言われています。
腰痛に効果的なふくらはぎのツボの押し方
腰痛に効果的なふくらはぎのツボの押し方は、基本的には「同じ姿勢」で行って大丈夫です。
まず、椅子に腰かけて、ふくらはぎを両手のひらで抱え込むような体勢で支えてください。
そして、親指が上(膝側)、中指をふくらはぎのツボのラインに当たるようにセッティングしましょう。
中指を重ねた状態で、上から合陽→承筋→承山の順番で、縦のラインで押していきます。
これを1~2分ほど繰り返して押して行きましょう。
椅子がない場合は、三角座り(体操座り)の体勢で座り、ふくらはぎのツボを押さない方の足は、軽く伸ばして楽にしてください。
ふくらはぎのツボを押す指は、今度は「親指」になります。
中指を上(膝やすね側)にセッティングして、親指で合陽→承筋→承山と押して行ってください。
同じく、1~2分ほど繰り返しましょう。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれていて、ツボを押しによって流れを良くすることで、腰痛はもちろん、身体全体の調子を整えてくれますよ。