筋筋膜性腰痛症とは、どんな腰痛?

筋筋膜性腰痛症(きんきんまくせいようつうしょう)とは、腰の筋肉が過緊張
の状態になったり、筋繊維が損傷するために起きる腰痛症のことです。

 

フィギュアスケートの羽生結弦選手が、筋筋膜性腰痛症で試合を欠場
するということで話題になりましたよね。

 

筋筋膜腰痛症は、腰痛のための神経学的な検査を行っても、椎間板や
腰椎などの異常が確認できないのに、腰が痛むという特徴があります。

 

ここでは、筋筋膜腰痛症の原因や症状、改善法についてご説明します。

筋筋膜性腰痛症とは?記事一覧

筋筋膜腰痛症(きんきんまくせいようつうしょう)は、スポーツ選手などの激しい運動をする方に多く見られる傾向があります。しかし、一般的な生活を送っている方にも、筋筋膜性腰痛症の症状は現れます。筋筋膜性腰痛とは、大まかに言うなら「腰周辺の筋肉疲労によって起きる腰痛」です。たとえば、一日中、何時間にも渡ってのデスクワークをしていたり、営業の車に乗って、一日中仕事をしたり、立ち仕事が長時間に渡ったりなどなど...

筋筋膜性腰痛症の原因とは、どんなことにあるのでしょうか?筋筋膜性腰痛の原因が、大腰筋の拘縮(こうしゅく)にあるというお話は別ページで致しました。そこを、もう少し掘り下げてご説明します。筋筋膜性腰痛の原因としては、腰に負担をかける作業や、姿勢・動作を継続することで、腰の筋肉が損傷したり、過緊張の状態になって発症することが挙げられます。分かりやすく言えば、腰の筋肉疲労が「溜まり過ぎ」なのです。そのため...