腰痛と足つぼの関係について
「腰痛が足つぼを押すことで緩和される」
そんな話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
足つぼ療法には、様々な効果があると言われていますので、腰痛に効果があったとしても不思議ではないでしょう。
足つぼとは、文字通り「足裏のつぼ」のことで、体中に巡っている経路をつぼ押しすることで刺激し、自然治癒力を高める施術法です。
足つぼは、腰痛をはじめ、さまざまな症状改善に役立つと言われています。
腰痛のためのリフレクソロジーと言えば、ピンと来る方も多いでしょう。
足つぼで有名と言えば、台湾式、英国式などがありますよね。
特に、足つぼは東洋の歴史が古いと言われていますが、「つぼの名称」や「施術方法」の呼び方については、流派によって様々あります。
ちなみに、台湾式リフレクソロジーでは足つぼとは呼ばず、足の裏の一定の範囲を「反射区(はんしゃく)」と呼び、施術のことを「足もみ」と呼ぶようです。
何はともあれ、突然のぎっくり腰や、慢性の腰痛が酷くなった時、足つぼを刺激することで症状が緩和されたら、こんなに良いことはありませんよね?
ここでは、腰痛のための足つぼについて書いて行きます。
腰痛に効果的な足つぼ 湧泉(ゆうせん)
では、腰痛に効果的と言われる足つぼをご紹介しましょう。
腰痛に効果的な足つぼ 湧泉(ゆうせん)
腰痛に良いと言われる足つぼの一つ目は、湧泉(ゆうせん)です。
湧泉は、腰痛に限らず身体全体を元気にしてくれることから「万能のつぼ」とも呼ばれる足つぼです。
湧泉は、足裏の「土踏まず」の少し上寄り(指先寄り)の、足指を曲げた時にできる「くぼみ」のところにある足つぼです。
足の第二指と第三指の間の「関節部分」ですね。
この湧泉を「親指」や「足つぼ用の棒」を使って、少し痛みを感じるくらいに押します。
「3秒押したら3秒休む」というように、刺激と休みを交互に行うと効果的です。
腰痛に効果的な足つぼ 腎臓と坐骨
続いて、腰痛に効果的な足つぼ「腎臓」と「坐骨」についてご説明します。
腰痛に効果的な足つぼ 腎臓(じんぞう)
腎臓は、腰痛の原因となりやすい「内臓」の回復力を上げると言われる足つぼです。
腎臓は、ちょうど「土踏まず」の中央に位置していますので分かりやすいでしょう。
グッと押すと鈍い感じの痛みが走ることがありますが、湧泉と同じくゆっくり「3秒くらい押して、3秒休む」という押し方が良いでしょう。
腎臓は、肝腎要(かんじんかなめ)と言いますからね。大事にしたいです。
腰痛に効果的な足つぼ 坐骨(ざこつ)
坐骨は、ご存知お尻の骨ですね。
坐骨は、腰を下ろすと体中で一番体重がかかる部分ですので、ここを刺激してほぐすと、腰痛の緩和に役立ちます。
実は、足つぼは、どちらの足がどこに繋がっているというのが大体決まっています。
この場合、右の腰が痛い場合は「右足のつぼ」、左の腰が痛い場合は「左足のつぼ」というように、右左を意識しながら押してあげると効果的です。
同じく「3秒くらい押して、3秒休む」という形で行ってください。