腰痛症の痛み方の自覚症状

腰痛症の判別法

 

腰痛症になった時の腰の痛みは「グキッ!」とするような鋭い痛みではなく、どちらかというと重だるくて鈍い痛みとなります。

 

腰痛症の痛み方の症状はいろいろとあります。

 

例えば、

 

  • 午前中に腰が重苦しい
  • 前かがみになると痛い
  • 椅子からすぐに立てない
  • 腰に肩こりの様な感覚がある

 

・・・などの自覚症状が多いです。

 

腰痛症の症状は、その人特有のある条件下において出やすいのが大きな特徴の一つなのです。

 

また、夏場は冷房の冷えだったり、冬場は気温の低下だったり、「腰痛症」は温度の急激な変化でも起きやすいと言えるでしょう。

腰痛症の症状は慢性化しやすい

腰痛症は、「無理な姿勢」「悪い姿勢」「同じ姿勢を続ける」ということで起きやすいですから、悪い生活習慣の蓄積によるものが大きいです。

 

つまり、裏を返せば腰痛症は「慢性化しやすい」ということが言えるわけです。

 

腰痛症が慢性化する時には、以下のような流れがあります。

 

  1. 無理な姿勢・悪い姿勢・同じ姿勢を続ける
  2. 腰回りの筋肉や脊椎(けいつい)に負担がかかる
  3. 腰の血行の悪化で乳酸等の老廃物が溜まる
  4. 腰回りの筋肉が次第に硬直して痛む
  5. 腰の痛みをかばうため更に「無理な姿勢」「悪い姿勢」になる

 

上記1.~5.の繰り返しにより、慢性の腰痛症となって行くのです。

 

腰痛症の症状が慢性化すると、日常生活に支障をきたすだけではすみません。

 

重度の腰痛に変貌をとげる「悪いスパイラル」にドンドンとハマって行ってしまうのです。

腰痛症を痛みの症状と動きでチェックする

腰痛症の症状は、その痛み方や動きの方向によって大きく2つに分けることが出来ます。

 

一つ目は、前屈障害型腰痛(ぜんくつしょうがいがたようつう)と言います。

 

前屈障害型腰痛は、前かがみや中腰になった時に痛みが走る腰痛症です。

 

屈曲型腰痛(くっきょくがたようつう)と呼ぶこともあります。

 

前屈障害型腰痛は、長時間のデスクワーク等のようにお仕事で多忙な方に多いパターンです。

 

前屈障害型腰痛は、悪い姿勢によって、背筋やハムストリングという太ももの裏側の筋肉が硬直を起こすことで発症しやすくなります。

 

ちなみに、無理な姿勢などが原因の腰痛症は、大半がこの「前屈障害型腰痛」だと覚えておきましょう。

 

もう一つは、後屈障害型腰痛(こうくつしょうがいがたようつう)と言います。

 

後屈障害型腰痛は、後ろに反り返った時に痛む腰痛症のことです。

 

伸展型腰痛(しんてんがたようつう)と呼ぶこともあります。

 

後屈障害型腰痛は、激しいスポーツなどで発症するケースが多いです。

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