左の腰が痛いのは腎臓疾患が原因?
左の腰が痛い!という時に、腎臓の病気が疑われることがあります。
もちろん、左の腰が痛い原因が腎臓にある場合、整体や、マッサージ等へ行っても改善されることはありません。
特に、「急に左の腰が痛い!」と感じた時には、早めに内科へ行って診断してもらうことが大切です。
左側だけに限らず腰が痛い時、それが腎臓などの内臓によるものかどうかのカンタンなチェック基準があります。
それは、「動いていないのに痛むかどうか」です。
まずは、静かに寝そべってみて、じっとしているのに左の腰が痛いかどうかを確認してみてください。
夜眠っている時に、左の腰が痛いと目が覚めるというのも、腎臓疾患である可能性があります。
ここでは、左の腰が痛い時に考えられる腎臓疾患をご紹介します。
左の腰が痛い場合に考えられる腎臓疾患の症状
左の腰が痛い場合に、腎臓疾患が疑われる理由は、腰周辺に腎臓が2つあるからです。
もしも、腎臓疾患が原因の場合、左の腰が痛いなどのほかにも、それに伴った症状が現れると考えるのが自然でしょう。
ご存知のように「腎臓」は、数ある臓器の中でも、非常に大切な役割を果たしています。
腎臓の主な役割は、血液をろ過しながら「尿」を作るということにあります。
毒素を排出したり、電解質などのバランスを整えたり、カルシウム吸収するのを助けたり、いろいろな体内のバランスを取ってくれている臓器なのです。
腎臓に疾患がある場合、身体全体がむくんだり、顔色が悪くなったり、様々な不調となって現れます。
左の腰が痛いという時の原因が腎臓疾患である場合、具体的には以下のようなことを伴うことがあります。
身体のむくみ、腫れ、発熱、吐き気や疲労感、頻尿、血尿などなど・・・
左の腰が痛い時に上記のような症状がある場合は、腎臓疾患の可能性が高いですから、すみやかに受診するようにしてください。
左の腰が痛い場合の腎臓疾患は3つ?
左の腰が痛い場合の腎臓疾患には、以下のようなものが考えられます。
左の腰が痛い腎臓疾患 急性腎不全
急性腎不全は、腎臓が細菌の感染等によって炎症を引き起こすことで発症します。血尿が出ることが多いです。
子どもに多く感染事例が見られます。
治療法としては、まず安静にすること、そして抗菌剤等の「薬の投与」や食事療法を行い、回復期間は数か月ほどです。
左の腰が痛い腎臓疾患 慢性腎不全
慢性腎不全は、成人に多く見られ、主に「糖尿病」や「高血圧」などが原因の場合が多いです。
貧血、体のだるさ、むくみなどの症状が現れます。
特効薬はありませんが、食事療法によって対処するのが一般的です。
左の腰が痛い腎臓疾患 腎臓結石
腎臓結石は、腎臓の内部に「結石」ができてしまうこと、尿の排出が難しくなる病気です。
血尿や発熱という症状が現れ、結石が小さければ自然に排出されることもあります。
しかし、結石が大きい場合、超音波によって粉砕する療法が取られます。