腰痛改善のためのマットレス選びについて
腰痛改善するのに、マットレスのような寝具を選ぶことも大切です。
それは、眠っている時の身体の動きに「ある秘密」があります。
人間は、1日の約3分の1は「眠りの時間」となっています。
つまり、言い換えればそれは「人生の3分の1が眠りの時間」ということになるわけです。
腰痛改善するマットレス選びに重要な睡眠時の体の動きとは?
あなたは毎晩フトンで横になる時、どちらを向いて眠りますか?
仰向け寝・うつ伏せ寝・横向き寝とありますが、腰痛の方で「うつ伏せ寝」の方は、ほとんどいらっしゃらないでしょう。
ただし、どんな寝方の方も寝ている間に必ず寝返りを打ちますよね?
人によって違いますが、だいたい一晩に10~20回程度は寝返っていると言われています。
本来、自然な寝返りは、身体にもともと備わっている生理的な現象です。
寝返りは、眠っている間に、特定の部位に体重がかかり過ぎるのを防いでくれます。
また、寝返りは、血液の循環が悪くならないよう、身体が本能的に調整している動きでもあります。
つまり、そんな寝返りがキチンと行われれば、血流が良くなって腰椎も十分に休まり、腰の疲労も改善されていくのです。
安眠のための「寝返り」が十分に打てるかどうかは、マットレスを選ぶ時の重要なポイントなのです。
腰痛改善のためのマットレスは硬め?柔らかめ?
腰痛改善のためのマットレスは硬めと柔らかめのどちらが良いのでしょう?
実は、腰痛改善のためには、マットレスは硬すぎても柔らかすぎても良くありません。
「柔らかいマットレス」というと、何だかフカフカして気持ち良い印象がある
でしょう。
しかし、腰への負担という意味では別物だと考えるべきです。
腰痛改善できるマットレスの選び方は、背骨や腰椎、肩の骨などの骨格をキチンとサポートしているかどうかで決まります。
つまり、自然な背骨のカーブが崩れないマットレスであることが、とても重要なのです。
寝ている間に、背骨のカーブが崩れて腰痛を引き起こしている人の数は驚くほど多いですからね。
これは絶対に注意しておきたいポイントです。
ちなみに、寝方や身体に合わないマットレスを使用していることで、起きやすい症状について書いておきます。
- 朝起きた時に首が寝違えたようになる
- 背中や腰に「張り」や「違和感」が残る
- 目覚めた瞬間に腰が痛い
- 睡眠時間を長く取っても疲れが取れない
- 主に仰向け寝なら「お尻や腰」、横向き寝なら「肩」に違和感がある
腰痛改善のために、自分に合ったマットレスを選びましょう。