腰痛と血尿の関係について

腰痛 血尿

 

ふつうの腰痛だと思ったら、ある日突然尿にが混じっていた。

 

これは思わず慌ててしまう状況だと思います。

 

腰痛に悩む方は、自分の腰痛がどこから来ているのか分からないということも多いです。

 

整体院の先生から、腰痛対策のストレッチを勧められてやって見たけど、腰痛の症状は悪化するばかり。

 

温熱療法や寝具なども変えていろいろと試してみたけど、何が原因なのか分からない。

 

そんな時に、血尿が身体の状態をサインとして出している場合があるのです。

 

ふだんより自分の尿が濃かったり、明らかに血が混じっている時には、腎臓疾患を疑った方が良いかも知れません。

 

腰痛は、骨の歪みや筋肉疲労で起きる以外に、内臓疾患が原因で起きる場合があります。

 

腰痛に血尿を伴う内臓疾患の一つが「腎臓疾患」なのです。

腎臓疾患による腰痛は血尿が出るまでは分かりにくい

腰痛 腎臓

 

そもそも、腎臓は病気が悪化するまで痛みも痒くもない臓器と言われています。

 

肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれているのはご存知の方も多いと思いますが、実は、腎臓も同じくそう呼ばれているのです。

 

病状が軽い場合にはなかなか症状となって現れず、気づかない内に進行してしまうということもありますので注意しましょう。

 

腎臓は、もともと痛みを感じない臓器のため、「腰回りの筋肉」や「内臓」などが痛み始めることが良くあります。

 

また、腎臓疾患は、尿に血が混じるということで症状が現れやすいです。

 

つまり、腰痛と血尿という2つの症状が重なる時には、腎臓疾患による腰痛である疑いがあるわけです。

血尿を伴う腰痛の見分け方

血尿という言葉を聞くと「真っ赤な血の色をした尿」と思っている方も多いようです。

 

ところが、実際のところは、赤い鮮血が尿に混じった状態だけを指すわけではありません。

 

血尿は、大きく2つに分けられます。

 

  1. 肉眼で血が混じっているのが確認できる尿
  2. 尿検査によって血液の混入が認められた

 

(2)のケースでは、まったく目で確認できないレベルのことが多いです。

 

しかし、(1)の場合も、微妙にいつもより濃い尿というレベルのことも多いです。

 

以上のことからも、腎臓疾患による腰痛の目安にもなる「血尿」は、キチンと検査を受けることが重要なのです。

 

もちろん、肉眼レベルで血尿が確認できた場合は、早急に医師の診断を受けましょう。

 

腰痛と血尿から考えられる病気

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