腰痛で歩けない状態になった時には?

腰痛で歩けない

 

あなたは「腰痛で突然歩けない状態」になったことは、ありますか?

 

きっと、10代、20代くらいの若い方であれば、ほとんどの場合「腰痛で歩けなくなったことなんてない」と答えるでしょう。

 

30代以上の方なら、経験済みの方も多いかも知れませんね。

 

歩けない状態の腰痛は、いきなり襲って来ることも多いですし、本当に経験した人にしか分からないスゴく辛いものです。

 

なので、キチンと対処法を知っておくことが重要です。

 

ここでは、そんな腰痛で歩けない状態になった場合の症状や原因、対処法などについてご説明します。

腰痛で歩けない状態になった時の共通の対処法について

歩けない状態の腰痛は、ぎっくり腰(急性腰痛症)として現れるケースが多いです。

 

ぎっくり腰で歩けなくなった場合の応急処置はこちらをご覧ください。

 

ぎっくり腰は、椎間板ヘルニア、変形脊椎症、腰椎変性すべり症、脊柱管狭窄症、また内臓疾患が原因ということも考えられます。

 

腰痛の原因は、加齢、姿勢の悪さ、運動不足、運動のし過ぎ、肥満、心理的ストレス、内臓疾患など、いろいろとあります。

 

ただ、何はともあれ、腰痛で歩けなくなった時は、まず病名を診断してもらうために、病院へいく必要があります。

 

歩けないほどの腰痛は、病院へ行こうにも、まったく動けないことも考えられますので、応急処置としてどこかで安静にすることが大切です。

 

まずは、ベッドでラクな姿勢で横になりましょう。

 

外出先なら、痛くない姿勢でしばらく休み、腰の痛みが少しラクになったら、タクシーなどを利用して、整形外科を受診してください。

腰痛で歩けない状態にならないためのセルフケアや予防法

腰痛で歩けない状態にならないために、ふだんから慢性腰痛のセルフケアを行うことが重要です。

 

では、「腰の筋肉疲労による腰痛」の予防法をご説明しましょう。

 

まず、現代人の生活から考えて見ます。

 

現在、歩けなくなるほどのひどい腰痛の方が増えているのは、デスクワークの多さが関係しているケースが多いです。

 

たとえば、学校でも会社でも、パソコンによる作業は必要不可欠な状態ですよね。

 

同じ姿勢で座り続けなければならないデスクワークは、当然のように運動不足になりやすいです。

 

さらに意外と知られていませんが、人の頭は「ボーリングの玉」と同じくらいの重さがあります。

 

デスクワークの場合どうしても首を前に傾けます。

 

そのため、ボーリングの玉級の重い頭を、首だけで支える形になってしまうのです。

 

結果的に、首からつながる背中、腰の筋肉が硬直します。

 

慢性的に疲労がたまった腰は、ある時「ぎっくり腰」等をキッカケに、歩けない状態にまで至ってしまうわけです。

 

まるで、腰痛爆弾を抱えているかのようですね。

 

そんな状態にならないためにも、ふだんから自分でできる腰痛ケアが大切です。

 

一つの方法として、お仕事中であっても、ほんの少しだけ休憩をとる事を意識しましょう。

 

たとえ、わずか数分の休憩でも良いのです。

 

椅子に座りながらでも、腰を伸ばすなどのストレッチをすれば、それだけで腰の状態はガラリと変わってきます。

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