腰痛と牽引の関係

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腰痛と牽引の関係について

腰痛 牽引

 

腰痛になると、整形外科で牽引療法(けんいんりょうほう)という治療を行うことがあります。

 

牽引は、椎間板が圧迫されて変性を起こしたり、狭まった椎間関節が神経を圧迫して腰痛が発症している場合、椎間関節の間隔を広げられるため、神経の圧迫を軽減することが期待できます。

 

また、筋肉や靭帯の緊張をほぐし、滞った血流を改善したり、ゆがんだ背骨の矯正にも効果的です。

 

牽引には大きく分けると2つあります。

 

  • 間欠牽引(かんけつけんいん)
  • 持続牽引(じぞくけんいん)

 

「間欠牽引(かんけつけんいん)」は、外来でも行うことのできるもので、「持続牽引(じぞくけんいん)」は入院しながら行うものです。

間欠牽引(かんけつけんいん)とは?

間欠牽引は、ワキを固定しながら骨盤部分をベルトで止めた状態で、重りや電力を使って、足の方向へ15分程度引っ張ります。

 

一定の力で「骨盤」を引っ張りながら腰椎を伸ばす動作を、あお向けの状態で一定時間繰り返すのです。

 

数秒間の牽引をしては、数秒間の休止を行うというように、2つの動作が交互に行われます。

 

一般的に、間欠牽引は、レントゲンやMRI撮影などによって、「腰椎間が狭くなり、椎間板が圧迫を受けている」と診断された場合に行われます。

 

慢性的な椎間板ヘルニアの治療として行われることも多い治療法です。

 

牽引の力は、大人の方で大体15〜30s程度の負荷がかけられます。

 

この方法の良いところは、腰部の筋肉にマッサージ効果が生まれ、緊張がほぐれることによって、腰部の神経圧迫や、腰椎の反りを軽減させることができることです。

持続牽引(じぞくけんいん)とは?

持続牽引は、急性の腰痛で入院が必要な場合に行われます。

 

持続牽引は、間欠牽引とは違って「数秒単位」ではなく「時間単位」の牽引を行いますが、牽引よりどちらかというと安静を目的とした治療法です。

 

あお向けの状態で、一回につき「2時間程度」の牽引×2〜3回という形で持続的に行います。

 

牽引の力は、5〜10s程度から始めるのが目安とお考えください。

 

期間としては、1週間〜2週間程度の治療が必要となります。

 

「牽引」は、自分でもできる?

 

実は、今の世の中、自宅でできる「家庭用牽引治療器」もネットで簡単に購入できます。

 

しかし、牽引はすべての腰痛に有効というわけではないので、医師の指示なく自己判断で行わないでください。

 

また、牽引は、腰痛が楽になるケースがあれば、逆に悪化してしまうというケースもあります。

 

牽引をかける力が強過ぎたり、方向に不具合があった時等は、痛みが増すことも考えられます。

 

椎間板ヘルニアの急性期や、内臓疾患による腰痛、骨粗しょう症などには適しませんのでご注意ください。

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