腰が痛い時の立ち方は、どうすれば良いの?
腰が痛い時の立ち方は、どのようにすれば良いのでしょうか?
正直、腰が痛い時に立ち続けるということは、もの凄く辛いものがありますよね。
そもそも「長時間立つ」という動作をするだけでも、腰にはかなりな負担がのしかかります。
そこにプラスして、腰痛を発症しているわけですから、なおさら負担は激しくなります。
また、ある程度立ち仕事に慣れている人でも、立っている時間が長くなれば、腰痛になるケースも多いです。
実は、立っていることで腰痛になる原因は、大きく分けて2つあります。
私たちが日常的に行っている「立つ」という動作の中に、腰痛の原因があるわけです。
ここでは、そんな「腰が痛い時の立ち方」について詳しくご説明します。
腰が痛い時の立ち方~腰の力を抜いて立つ
腰が痛い時の立ち方でまず大切なのは、「腰の力を抜いて立つ」ということです。
実は、腰が痛くなる立ち方をする方には、「腰に余計な力が入っている」というケースが多いのです。
自分の腰に余計な力が入っているかどうかをチェックするためには、「お尻が硬くなっていないか?」ということを確かめると良いでしょう。
立っているだけで、カチカチのお尻になっている方は要注意!
実は、お尻に力が入っていると、いつの間にか腰にも力が入ってしまい、腰痛になりやすいのです。
腰が痛い時の立ち方として、まずはお尻に力を入れずに立つということが大切です。
では、そのためにはどうすれば良いのかというと、膝を少しだけ曲げて、膝の力を抜くことから始めましょう。
すると、あら不思議!お尻に力が入らなくなるんです。
その結果、腰にも力が入りませんから、腰が痛い時の立ち方としては良い状態になりますよね。
お尻や腰に力が入っている人は、足からピンと張り詰めて緊張していることが多いです。
それを少しだけ緩めてあげるだけで、良い立ち方ができるようになるわけです。
腰が痛い時の立ち方~左右の重心を揃えて立つ
腰が痛い時の立ち方でマズイのは、どちらか片側の足に体重を偏らせて立つという方です。
重心が傾くとどちらか片側の足に負荷がかかり、結果的に骨盤の歪みが起きて腰痛になりやすくなります。
また、左右の筋肉の強さにも偏りが出てしまいますので、腰痛になる確率は、さらに高まってしまいます。
もしも、どちらか片方の足に重心をかけたほうが楽に感じる方は、要注意!
なぜなら、人間は無意識に筋肉が強い方の足が、弱い方の足をかばっていることがあるからです。
その結果、強い方の筋肉に過度の負荷がかかり、「片側の腰痛」となって、現れてしまいます。
腰が痛い時の立ち方は、左右の重心を均等にそろえるということも大切です。