少し歩くと腰が痛い!という方へ

腰痛 少し歩くと

 

少し歩くと腰が痛い!と訴える方がいらっしゃいます。

 

たとえば、自分の腰痛改善や予防になればと始めたウォーキングで、少し歩くと腰が痛い状態になってしまうケースです。

 

しかし、実際にウォーキングを始めて見ると、腰痛が良くなるどころが、歩き始めただけで腰痛になってしまうわけです。

 

今まで、こんなに腰が痛いことはなかったはずだし、他に腰に悪いことをした覚えもない。

 

もしかして、始めたばかりのウォーキングが腰痛の原因なのかもしれないと驚く方もいらっしゃいます。

 

まだ足腰は弱らない年齢だし、少し歩くと腰が痛いなんて、どうして?・・・

 

ウォーキングはそんなにハードな運動ではないだけに、愕然とする場合もあるでしょう。

 

ここでは、そんな「少し歩くと腰が痛い」という腰痛についてご説明します。

少し歩くと腰が痛い原因はふくらはぎ?

少し歩くと腰が痛いというタイプの腰痛に悩む方は、ふくらはぎに原因がある可能性があります。

 

実は、ウォーキング運動を行う方の中には、今までにないほど脚の筋肉を頑張って使ってしまい、疲労によってパンパンに張る方がいるのです。

 

腰痛 ふくらはぎ

 

このパンパンに張ったふくらはぎが、少し歩くと痛いという腰痛原因となることがあるのです。

 

このタイプの腰痛の出方は、ウォーキングをスタートしてから1~2回程度でいきなり痛むという場合もあれば、しばらく経ってから腰痛を発症する場合もあります。

 

もちろん、元々の筋力や歩き方のクセ、ふくらはぎに溜まった疲労のレベルもよるでしょう。

 

また、常日頃から腰に負担をかける生活を繰り返していた人が、ふくらはぎの疲労が重なることで、腰痛を発症してしまうというケースもあります。

 

それでは何故、ふくらはぎに疲労が溜まると腰痛の原因となってしまうのでしょうか?

 

実は、意外と知られていませんが、ふくらはぎの筋肉は姿勢を支えるために非常に大切な役割を持っています。

 

ふくらはぎは、膝から上のすべての体重を支えていますが、腰部の筋肉にも繋がっています。

 

そんな「ふくらはぎの筋肉」が硬直してうまく働かなかなければ、身体の重心バランスが崩れてしまい、結果として、骨盤や腰椎への負担となるケースがあるのです。

 

特に、それまで運動不足だった人が、突然思い立ってウォーキングを始めた場合、本人が思っている以上に筋肉を酷使していることがあります。

 

そのために、ふくらはぎの筋肉に連動している腰部の筋肉にまで影響が及び、腰痛を引き起こすことがあるのです。

少し歩くと腰が痛いのを改善するためには?

少し歩くと腰が痛いという場合、歩く前に「ふくらはぎマッサージ」を行うことがおすすめです。

 

特に、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれていて、マッサージを行うことによって、脚から上になかなか行きづらかった血流も良くなり、全身の血行促進にも繋がります。

 

具体的には、歩く前にふくらはぎを下から上に向かって揉むことです。

 

その際、あまり強くもみ過ぎたり、叩いたりしないように注意してください。

 

もしも、ふくらはぎを揉むと痛いくらいに硬直している人は、さするだけでも血流が良くなり、筋肉も緩みやすくなりますので、やってみてください。

 

また、ふくらはぎを柔らかくするために、軽くアキレス腱を伸ばしておくことも有効です。

 

歩く前に、ふくらはぎを緩めておけば、少し歩くと腰が痛いというお悩みも、いつの間にかなくなっているかも知れませんよ。

 

腰痛改善や予防のためにウォーキングをする際には、ぜひ、ふくらはぎの柔軟性は意識してください。

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