椎間板ヘルニアの見分け方について

椎間板ヘルニア 見分け方

 

椎間板ヘルニアの見分け方については、ご存知でしょうか?

 

腰痛は、ほとんどの場合が原因不明ではあります。

 

ただし、椎間板が突出することで起きる「椎間板ヘルニア」という場合もあります。

 

腰痛は、外からでは身体の中で何が起こっているのかを詳しく知ることが難しいです。

 

椎間板ヘルニアも同様で、いわゆる普通の腰痛症なのかどうかの区別がつかない方は多いでしょう。

 

ここでは、そんな椎間板ヘルニアの見分け方について紹介します。

椎間板ヘルニアの見分け方、一般的な腰痛のちがいとは?

では、椎間板ヘルニアの見分け方の前に、一般的な腰痛とのちがいについて見て見ましょう。

 

一般的に腰痛と呼ばれる場合は、腰のあたりの鈍痛や強い痛みが主な症状です。

 

ところが、椎間板ヘルニアの場合、腰痛にプラスして、足の痺れや感覚障害、筋力低下をきたしてしまいます。

 

ちなみに、坐骨神経痛の場合も同じような症状をきたしますが、ヘルニアの場合、身体を前屈させると症状が強まり、反ると症状が緩和するのが特徴です。

 

もう一つ同じような症状が現れるものに「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)があります。

 

脊柱管狭窄症の特徴としては、間歇跛歩(かんけつひほ)です。

 

間歇跛歩になると、少し長い距離を歩くと、足の痺れや脱力感により歩く事が難しくなります。

 

しかし、休むと症状が緩和するのが特徴です。

 

身体を反ると症状が強く現れ、前屈すると和らぐのも脊柱管狭窄症の特徴です。

 

これは椎間板ヘルニアと反対ですよね。なので、ヘルニアの見分けは意外と簡単なのです。

椎間板ヘルニアの見分け方、注意点と対策法

椎間板ヘルニアの見分け方について、注意点や解決法をお伝えしましょう。

 

まず、椎間板ヘルニアになった場合は、医療機関に行く場合が多いですが、そのほとんどが自宅療養となることが多いです。

 

基本的に、ヘルニアは安静にしておくと自然と直ります。

 

しかし、間違った療養をしてしまうと悪化してしまう事が多く、年齢を重ねるとその後の生活に大きな支障が出ます。

 

注意点としては、まず身体をなるべく曲げないよう過ごす事が大切です。

 

一般的には、生活のほとんどが曲がった姿勢のため、意識しなければ難しいです。

 

オススメの対策としては、うつ伏せで過ごす事です。

 

さらにそのまま、できる範囲で身体を反らすと症状が緩和され、少し速くヘルニアを改善させることができます。

 

屋内の生活ではほとんど問題なく過ごせると思います。

 

なので、あまり多くの外出は控えた方が良いでしょう。

 

ただし、ずっと座って過ごすのも良くないですから、なるべく寝た状態、さらにはうつ伏せで過ごした方が良いでしょう。

 

ヘルニアは完治しますが、再発リスクも高いです。

 

なので、ヘルニア完治後は、その後の生活にも注意しましょう。

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