脊柱管狭窄症と食べ物の関係性について
脊柱管狭窄症と食べ物には、あまり関係はないと思われる方が多いことでしょう。
やはり、脊柱管狭窄症の原因と言えば、姿勢の悪さや運動不足というものが真っ先に頭に浮かびますからね。
しかし、考えてみれば、私たちの身体の骨も筋肉も神経もすべて「食べ物」から作られていることに変わりはありません。
脊柱管狭窄症がいくら生活習慣によるところが大きいからと言って、決して食べ物をおろそかにして良いとは言えないでしょう。
ここでは、脊柱管狭窄症と食べ物の関係性についてご説明します。
脊柱管狭窄症に良い食べ物、悪い食べ物は?
脊柱管狭窄症に対して食べ物が関係するかどうかについては、実は関係があり、とても重要です。
では、脊柱管狭窄症に良い食べ物と悪い食べ物についてお話しましょう。
脊柱管狭窄症は、骨粗しょう症による変形や長年の不良姿勢や過度な負荷を与えた結果、引き起こされる疾患です。
そんな脊柱管狭窄症に良いとされる食べ物は、主に骨を形成する成分が含んでいるものがオススメです。
一般的に知られているカルシウムやコラーゲン、リンなどに加え、エラスチンやビタミン12を含んでいる食品を重点的に摂取しましょう。
牛乳には、特に骨を強くする成分が豊富に含まれているため、オススメです。
脊柱管狭窄症の方は、大豆や緑黄色野菜もバランスよく摂取しましょう。
続いて、脊柱管狭窄症に悪い食べ物についてお伝えします。
脊柱管狭窄症に悪い食べ物は、いろいろな加工がされている添加物の多い食品です。
なので、必然的にコンビニ弁当やインスタント物、電子レンジで温めるだけの食品などはオススメできません。
これらの食品は、多くの場合、添加物などによって栄養素が崩れている場合があります。
また、これらの食品は太りやすく、腰部への負担を増大させてしまう原因となってしまいますので、その点からも脊柱管狭窄症の方にはおススメできません。
まずは、基本的にバランスの良い食生活を送れるような食べ物をしっかりと選びましょう。
脊柱管狭窄症と食べ物~効果的な食べ方と注意点は?~
脊柱管狭窄症の方に限らず 食事は効果的な食べ方があり、早食いは厳禁です。
しっかりと噛む事で、より消化・吸収しやすくなり、栄養素を無駄にする事を少なくする事ができます。
特に、脊柱管狭窄症の方は、カルシウムなどに始まる栄養素をしっかりと吸収するために意識してください。
また、もちろんの事ですがしっかり「3食」摂取する事が大切です。
1食少なくすると、その時に必要な栄養素を、自分の体内の骨や筋肉、脂肪を分解して栄養として補充してしまうからです。
脂肪だけ分解されれば良いのですが、そう上手くはいきません。
それどころか、骨が脆くなりやすく、身体を支える筋が弱くなり、身体へのストレスが増します。
バランスの良い食べ物をキチンと摂って、食生活を維持する事は難しいと思います。
特に、これまでコンビニ弁当で済ませてた方はなおさらです。
脊柱管狭窄症の人で食生活の改善が難しい場合は、足りない栄養素をサプリメント等で補う事も良いでしょう。