脊柱管狭窄症の治療法は薬物療法などいろいろな種類がある
脊柱管狭窄症は、MRIの診断にて確定診断ができますが、治療法はどうしたら良いのでしょうか?
まず病院では、生活をする上での痛みを取るために「薬物療法」をおこないます。
薬で、脊柱管狭窄症によって圧迫された血流を改善させるのです。
脊柱管狭窄症に効果があるといわれる薬は、プロスタグランジンE1製剤やメチルコバラミンなどになります。
さらに、筋肉をやわらかくする薬や湿布なども処方されます。
何かトラブルを感じたら、遠慮なく主治医に話をして、自分の症状にあった効果的な処方の仕方を医師に考えてもらってください。
脊柱管狭窄症の治療法の一つ リハビリテーション
脊柱管狭窄症のリハビリテーションの一つに、ホットパックといわれている温かいパットを腰にあてる温熱療法があります。
もしかすると、病院だけでの温熱療法では十分ではない場合もあるかも知れません。
その場合、自宅で手軽に使える家庭用の温熱治療器(あたたかい風が出る)等を購入されて利用するのもオススメです。
ちなみに、この温熱機器は脊柱管狭窄症の治療目的で作られたものではありませんが、腰を温める効果は十分に期待できるでしょう。
お手頃価格でカンタンに使えるタイプのものも多いですから、温熱機器を利用することはオススメですよ。
病院での脊柱管狭窄症の治療では、脊椎牽引療法を行うケースもあります。
この脊椎牽引療法は、痛みがある部分を機器でひっぱることで、変形を矯正する効果が期待できます。
また、日常生活でコルセットをつければ、背中の痛みが軽減するという効果があります。
生活習慣を整えたり、骨に良い食物を食べることはいうまでもありません。
また、痛みがない時は、腰を鍛える簡単なストレッチもオススメです。
脊柱管狭窄症がひどい場合の治療法は手術?
脊柱管狭窄症のいろいろな治療法を試しては見たものの、どうしても痛みが強くて歩けない場合は、脊柱管を広げる手術が必要になります。
なぜなら、脊柱管狭窄症の症状が進行すると、歩行障害、排尿障害や排便障害などに繋がってくるからです。
脊柱管狭窄症の手術を受ける時には、インターネットサイトや主治医の紹介などを利用して良い医者を納得がいくまで相談することが大切です。
あなたが、この先生なら治してくれるというイメージは、見えない力ですがかなりのパワーになることも覚えておきましょう。