脊柱管狭窄症?痛みが起きた時の応急処置
脊柱狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、腰骨の中にある脊柱管が、何らかの原因で細くなります。
そして、まわりの神経を圧迫するために、痛みの症状がでてくる病気です。
では、応急処置は可能なのでしょうか?
脊柱管狭窄症は、まず前提として、病院での治療が必要であると考えましょう。
自分で判断することは難しいですし、危険だということを覚えておきましょう。
病院で脊柱管狭窄症と診断された場合
脊柱管狭窄症と診断されているケースでは、外出する時は医師から処方されている薬などを持ち歩いて痛みが出たら、応急処置として薬を服用することです。
また、外出するとひどい痛みが出る方は、それがトラウマになって家から出られないメンタルの病になることもありえます。
そうならないためにも、病院での治療とセルフケアも考えてみましょう。
まず、タバコを吸っている場合は、禁煙をお勧めします。
その理由は、タバコに含まれている物質が身体の血流を悪くすることがハッキリしているからです。
脊柱管狭窄症で圧迫された神経の血流がよくなれば、それに伴う腰の痛みも、それほど強くなくなるでしょう。
しかし、タバコは依存度が高いですよね。
自分でタバコをやめられない方は、病院の禁煙外来を利用されることをオススメします。
脊柱管狭窄症のセルフケア
脊柱管狭窄症のセルフケアについてご説明します。
脊柱管狭窄症は、腰回りの筋肉強化をすると、長時間も動き回っていても筋肉が支えてくれて背骨に負担がかかりません。
さらに、筋肉の強化のための運動は、腰のまわりの血行をよくします。
そのため、脊柱管狭窄症でまわりの神経を圧迫しても、あまり腰が痛まなくなります。
そんな腰痛予防の簡単なストレッチ法の良い動画がありますのでご紹介します。
腰痛ストレッチのやり方
- 仰向けでひざを曲げる
- 頭の後ろに手を組む
- 息を吸って、ひざを見る形で起き上がり息を吐く(お腹に力をいれ動作を止める)
- この動作の繰りかえしを10回
禁煙とストレッチは、簡単ですが、長く続けるのは難しいかも知れません。
快適な生活をおくるために、無理のない程度でおこなってください。
脊柱管狭窄症において、日常生活を過ごすために、何よりも困ることは強い痛み(腰痛)ですから。
病院の治療とセルフケアで腰痛には縁がない生活をおくりたいですね。