ぎっくり腰は仰向けとうつ伏せのどちらが良いか?について
ぎっくり腰になったとき、仰向けが良いか?うつ伏せが良いか?
これについては、別のページにも書いてあるのですが、グキッと来た瞬間に迷うケースは、けっこうあるようです。
ぎっくり腰とは、簡単に言えば、重たい物をもった時などに、ぎくっと腰のあたり急激な痛みが走ることをいいます。
ぎっくり腰の別名である「魔女の一撃」という言葉は、このサイトでも何度もご紹介しています。
ぎっくり腰は、ほとんどが、前かがみなどで身体を曲げた際に起こることが多いです。
突然なってしまった場合、歩けなくなるほど痛くなるので、寝て療養しますよね。
そのときに、仰向けかうつ伏せか、寝方によってのメリットやデメリットがあるのです。
ここでは、そんなぎっくり腰が仰向けとうつ伏せのどちらが適切かについてご説明します。
ぎっくり腰!仰向け、うつ伏せのどちらが正しい?
ぎっくり腰になった場合、仰向けか良いか、うつ伏せが良いか分かっておくと、いざという時に役立ちます。
きっと、多くの方は、ぎっくり腰になった後、仰向けに寝ますよね。
なぜなら、仰向けは、もっとも一般的な寝方であるためです。
仰向け寝には、突出した長所や短所はありませんが、膝を曲げた状態で寝ると、痛みが少し和らぎ楽に過ごす事ができます。
ぎっくり腰の原因のほとんどは、腰を曲げることで生じます。
なので、うつ伏せで過ごす事で、急激に伸張された筋を緩める事ができるので、痛みを和らげる事ができることが多いです。
しかし、ぎっくり腰になった瞬間は身体が硬直するくらい痛いです。
なので、うつ伏せになるまで、かなりな激痛が続くのでそ~っと動かないと大変です。
ぎっくり腰の場合、一概にどちらかの姿勢で過ごした方が良いかは、人によって違いますので難しいです。
ただし、ぎっくり腰になった瞬間、どの姿勢を取るか迷わないためにお伝えすると・・・・
オススメとしては、仰向けで膝を曲げた状態で過ごすということです。
ぎっくり腰には、仰向けとうつ伏せよりも良い姿勢がある?
では、ぎっくり腰は、仰向けとうつ伏せのどちらが一番ラクなのでしょうか?
ぎっくり腰の治療はほとんどが安静で過ごしますが、その場合、仰向け寝の方が多いでしょう。
しかし、仰向けは、ぎっくり腰の痛みの部分を下にして、さらに圧迫を受けているため、なかなか腰痛がとれない事もあります。
一般的に一番楽な姿勢は、エビのように丸まって横向きで寝ることをオススメします。
その際、横向けで、膝の間に枕などのクッションを入れる事で姿勢が安定し、楽に過ごす事ができます。
横向きで寝ることのメリットは、痛みの部分を圧迫されない事で、仰向けより少し速く痛みが和らぐということです。
また、横向きは「安楽姿勢」と言われており、体調不良などで辛いときにも使えるラクな姿勢なのです。
もちろん、ぎっくり腰の痛みが和らぐまで基本的には安静にします。
その後は、しばらく前かがみなどで身体を深く曲げることには細心の注意をはらってください。
そのようなことに注意しながら、1週間程度したら、少しずつストレッチしていきましょう。
痛めてしまった筋肉は固まってしまい、腰痛の原因となってしまいます。
そのため、ぎっくり腰は痛みを取るだけでなく、その後のケアをしっかりすることが大切なのです。