ぎっくり腰と栄養の関係性について

ぎっくり腰 栄養

 

ぎっくり腰と栄養について考えたことがあるという方はいらっしゃいますか?

 

「テレビでやっとるあれ飲んだらいいんかねぇ?」

 

これは、ぎっくり腰の方、または、ぎっくり腰を繰り返す方がよくおっしゃる言葉です。

 

ぎっくり腰に限らず、どこかが悪いとつい栄養摂取、つまり何かを食べたら治るんではないか?と思う方が多いようです。

 

もちろん、ぎっくり腰に栄養が必要というのは間違ってはいません。

 

しかし、何か一つだけ食べて魔法のようにぎっくり腰が治るなんてことはありません。

 

やはりバランスが大切です。

 

ここでは、ぎっくり腰と栄養の関係性についてご説明します。

ぎっくり腰と栄養についての考え方

ぎっくり腰に必要となる栄養については、どのように考えれば良いのでしょうか?

 

ぎっくり腰には色々な原因がありますが、まず守るべきは「骨」への栄養です。

 

骨そのものが強くなければ、様々なリスクを背負うことになりますので、その栄養が必要なのです。

 

骨が弱くなる病気としては、骨粗しょう症がありますね。

 

きっと老人、高齢者がなるものでしょ?と思う方も多いことと思います。

 

しかし、近年では、骨粗しょう症は若い方にも増えていると言われています。

 

その原因としては、過剰なダイエット運動不足があるようです。

 

さて、骨を強くするために必要な栄養と言えば、カルシウムが有名です。

 

その他にも、ビタミンD、マグネシウム、たんぱく質などがあげられます。

 

カルシウムは骨を強くするためには必須の栄養素で、乳製品に多く含まれますね。

 

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれるものです。

 

キノコや海藻、魚類なんかにも多く含まれています。

 

マグネシウムは骨を強くしてくれる働きがあり、海藻や豆類などに含まれています。

 

最近ではサプリメントなどでマグネシウムを摂取することもありますが、過剰摂取するとお腹をくだしますのでご注意ください。

 

タンパク質は言うまでもありませんが、筋肉の材料となります。

 

適度な運動と良質なたんぱく質の摂取は、ぎっくり腰の予防には欠かせません。

 

肉や大豆などに多く含まれますが、お肉の場合脂肪分も多く含まれるため調理の方法には工夫が必要です。

 

ぎっくり腰に良い栄養ということでいろいろと書きましたが、何でも摂りすぎは禁物です。

 

バランスの良い食事を心掛けること、そういった自分をコントロールする意志の力そのものも、ぎっくり腰の予防につながるのです。

ぎっくり腰と栄養~どうやって摂るのか?~

ぎっくり腰の必要な栄養は、どのように摂取するのがよいのでしょうか?

 

まずは原則として・・・

 

「何か一つだけ摂ればいいわけではない」ということです。

 

ぎっくり腰に限らず、栄養摂取の基本ですね。

 

カルシウムが骨を強くするというのはよくご存じだと思いますが、カルシウムだけとっても骨は強くなりません。

 

他の栄養素と合わせて取ることで吸収されやすくなり、初めて骨まで届くということを念頭に置いておいてください。

 

ぎっくり腰に良い栄養素~カルシウム

 

カルシウムは、乳製品に多く含まれるだけでなく、小魚やひじき、わかめ、ちんげん菜などにも含まれます。

 

乳製品はコーヒーなどに入れて取ることもできますし、シチューなどで野菜や魚と一緒に取ることもできるのでお勧めです。

 

ぎっくり腰に良い栄養素~ビタミンD

 

ビタミンDは、魚介類やきのこ、海藻に含まれ、カルシウムの吸収を助けてくれます。

 

上に書いたようなシチューに鮭やキノコ類をいれるとベストマッチです。

 

またチーズと魚を合わせた料理(チーズを入れたフライなど)もカルシウムと一緒にビタミンDが摂れるためおすすめです。

 

また、病院では日光に当たることを推奨されます。

 

ビタミンDが活性化するといわれていますが、実のところどれだけ日光に当たればいいのかはよくわかっていないようです。

 

規則正しい生活を送るためには朝の日光にきちんと当たることが重要ともいわれますので早朝の散歩などもよいでしょう。

 

ぎっくり腰に良い栄養素~マグネシウム

 

マグネシウムは、海藻や豆に多く含まれるものです。

 

ひじきの煮物に大豆を入れてなんて料理がよいのではないでしょうか。

 

上にも書いたようにサプリメントなどでの過剰摂取により下痢になることがありますのでご注意ください。

 

ぎっくり腰に良い栄養素~タンパク質

 

タンパク質は、肉類、大豆製品、乳製品に多く含まれます。

 

肉類はもちろん赤身やささみなど脂肪などの少ないものを選ぶとよいでしょう。

 

肉(動物性たんぱく質)ばかりでもだめできちんと豆類(植物性たんぱく質)などからも摂取するのが理想的です。

 

いくつかの栄養素をご紹介しましたが、まだまだいろいろな組み合わせがあります。

 

しかし、何度も言うようにいろいろな食材をバランスよくとることが大切です。

 

また、適度な運動を合わせて行うこと、生活リズムを整えることも大切です。

 

ぜひ、ぎっくり腰の予防のために、おいしく体によい料理に挑戦してみてください。

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