ぎっくり腰は足つぼで痛みが緩和できるって本当?
ぎっくり腰が、足つぼによって痛み緩和ができると言いますが本当でしょうか?
ぎっくり腰は、ご存知のように「急性腰痛」とも言われます。
急に重たい物を持ったときや、変に捻ったとき、落ちた物を拾おうと屈んだ際に突然、引き起こされる腰痛です。
ぎっくり腰は、ほとんどが強い痛みで、あまりの痛さに歩く事が困難になるほどです。
そんな時、ぎっくり腰が足つぼで良くなるなら、こんなにありがたいことはありませんよね?
ここでは、そんなぎっくり腰に対する足つぼの効果と、その方法についてお話しします。
ぎっくり腰と足つぼの関係性とは?
ぎっくり腰と足つぼは、正直な話、強い関連性があるというわけではありません。
そのため、ぎっくり腰になって足つぼを押したら治るというのは、ちょっと極端な言い方になります。
ぎっくり腰は外傷であるため、内臓の疲労や、それまでの悪い姿勢で過ごす事で引き起こされる「慢性腰痛」とは別なのです。
では、足つぼは効果がないのでは?と思われるでしょうが、そうとも言えません。
実は、足裏のあるツボを押すと、筋肉疲労回復や血行を良くする効果がある場所があります。
ぎっくり腰のほとんどが筋(すじ)の痛みであるため、筋肉の疲労を取り除いたり、血行をよくすることで、痛みを緩和する事ができるのです。
ぎっくり腰に有効な足つぼは?
では、ぎっくり腰に有効と言われる足つぼのご紹介をしましょう。
ただし、誤解がないようにも仕上げますと、足つぼを押してぎっくり腰そのものを直すのではありません。
ぎっくり腰で一番やっかいな「痛み」を、足つぼによって取るということが目的です。
ぎっくり腰のほとんどが、筋(すじ)が急激に伸ばされ損傷する事で引き起こされます。
そのため、何もケアせず放っておくと、筋の血行が悪くなり、痛みが長引く原因となります。
足つぼによって、筋の疲労回復と血行改善を行いましょう。
筋肉の疲労回復の足つぼの場所は、足の指の第二指~母指球の横辺りにあります。
実際に押してみると、少し力が抜ける感じがするので試してみてください。
次に血行をよくするつぼは、足の踵(かかと)にあります。
しばらく押していると、身体が温かくなってくるため、実際にやってみるとよいでしょう。
押し方としては、手の親指を使用します。
親指を伸ばしたまま押していると、指が痛くなってしまうので、親指を曲げて、第1第2関節の辺りを使って押しましょう。
10~20秒程度押し、一旦離してからもう一度10~20秒程度押すのを繰り返し行っていくと良いです。
痛みが少し和らぐまで実施しましょう。