坐骨神経痛でおならがよく出る?~坐骨神経痛との関係性~

坐骨神経痛 おなら

 

坐骨神経痛の方の中で「そういえば最近おならが出やすくなった」と訴える方がいらっしゃいます。

 

坐骨神経痛の症状はとても不快で、何かをすればすぐに改善するというわけではありません。

 

基本的には、お尻周りの不快な痛みやしびれ、足に広がるようなしびれが特徴的です。

 

しかし、果たして坐骨神経痛とおならにどこまで関係があるのでしょうか?

 

ここでは、坐骨神経痛とおならの関係性についてご説明します。

坐骨神経痛とおならには関係がある?

そもそも、坐骨神経痛とおならに関係性はあるのでしょうか?

 

答えは、人によりけりです。

 

なんと中途半端な答えですが、多くの場合、坐骨神経痛とおならは関係があっても直接的ではなく間接的なものと考えられます。

 

おならが出るから坐骨神経痛になるわけでも、坐骨神経痛だからおならが出るなんてことも言えないわけです。

 

しかし「内臓からくる腰痛」を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

 

内臓のいろいろな病気から、その症状の一つとして腰痛や坐骨神経痛のような症状が出ることがあります。

 

その中で、胃腸などの消化器の状態がよくない場合、おならが出やすいことが考えられます。

 

また、消化器に病気がなくても、いわゆる「胃腸の調子が悪い」という状態があります。

 

つまり、病気とまではいかなくても胃腸がうまく働いてない、栄養をうまく消化吸収できない時には腰の調子も悪くなり、おならが出やすくなることもあります。

 

胃腸の状態を悪くするものとしては、ストレスが考えられます。

 

現代人の生活は、ストレスだらけとも言えますので、それが消化器にダイレクトにダメージを与えます。

 

さらに、消化器の働きを整える自律神経の働きも狂い、なおさらおならが出やすくなったり、栄養を吸収しにくくさせたりします。

 

自律神経に影響があるということは、全身の血流にも影響があるということです。

 

そうなれば、坐骨神経痛の原因の一つである腰やお尻周りの筋肉の状態も併せて悪くなることは考えられます。

 

坐骨神経痛の方でおならがやたらと出る場合は、体の変調のサインかもしれません。

 

病気である場合も考えられますので、まずは早めの受診をおすすめします!

坐骨神経痛でおならが良く出るときはどうすれば良い?

坐骨神経痛で「おならが出やすくなった」という方は、おならがが先なのか、坐骨神経痛が先なのかはわからない方が多いです。

 

おならが直接痛みを出すわけではないので、気づいたら・・・というのも当然ですよね。

 

ここでは、坐骨神経痛とおならが気になる方のために、日常生活での注意点などをご紹介します。

 

最初は、やはり坐骨神経痛の治療と合わせて、内臓に病気があるかないかをきちんと診断することが大切です。

 

ほとんどのケースで問題はないのですが、まれに病気が見つかるケースがありますのでご注意ください。

 

坐骨神経痛の人におならが多いという原因は、

 

  • ストレスによる消化器へのダメージ
  • 消化器を調節する自律神経の乱れ

 

・・・のことがあります。

 

どちらもストレスが大きくかかわっています。

 

しかし、ストレスは日常に溢れているものですから、なくすことは難しいでしょう。

 

そのため、ストレスを気にせずうまく受け流したりすることが必要なのですが、どちらにしても体の状態が良くなければ難しい話です。

 

やはり原則は、規則正しい生活が大切です。

 

食事、睡眠、休息、活動、これらのリズムがよければ少なくともすぐにストレスの影響を受けることは少ないはずです。

 

多少夜更かしをしても、しっかり笑ってすっきりできた、睡眠時間が短くてもぐっすり快適に眠れたなど、完璧でなくてもよいのです。

 

坐骨神経痛やおならのことを考えると、まずは暴飲暴食だけは避けながら、リズムのある生活を目指してはいかがでしょうか?

 

そして、やはり大切なのは日々のちょっとした運動です。

 

朝起きたら背伸びをする、深呼吸する、少し歩くのを増やすなど簡単なことからカラダ作りを始めましょう。

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