坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは?
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは、何でしょうか?
一般的に、坐骨神経痛とは、「坐骨神経痛という病名」だと勘違いしている人が多いようです。
しかし、実際のところ、坐骨神経痛とは腰痛と同じように「症状」というのが、正しい呼び方です。
坐骨神経とは、腰やお尻から太ももの中を通り、ふくらはぎ、足の指先にまで伸びている末梢神経(まっしょうしんけい)のことです。
長さが1メートル以上もあるという、末梢神経の中でも最も長くて太い神経です。
この坐骨神経が、何らかの原因によって圧迫されたり、刺激されることによって、腰や太もも、ふくらはぎ、足裏などに強い痛みやシビレを生じます。
「坐骨神経痛」とは、そのような症状のことを指すわけです。